匠工芸

 匠工芸匠工芸 小林幹也氏デザインによるSUNとLAND

匠工芸ブース SUNダイニングチェアとLANDダイニングチェア(写真左) のダイニングセットを提案(写真右)

株式会社匠工芸ブースでは、デザイナー小林幹也氏と同社の近藤俊介氏の若手コンビによる新製品などが発表された。

匠工芸のAzulは低座の生活を提案

Azul (アスール)低座チェアのある低座ライフスタイルの提案

小林さんは昨年の「国際家具デザインコンペティション旭川2008」で、応募したシェルフが見事入選。入選作は道外のメーカーによって製品化され、サローネにも出展された。近藤さんは「なぜ旭川のデザインコンペで入賞したデザイナーが旭川のメーカーと仕事をしないのか」と疑問を感じ小林さんに連絡。従来の匠工芸のイメージではなく「若い自分達が新しいモノを提案していく」ことを念頭に「若い世代に向けたダイニングセット」の開発に取組んだ。

匠工芸 小林幹也氏デザインによるSUNとLAND

本社ショールームではホワイトバージョンを展示。やさしい空間が広がります。

狭い空間で使えること、価格を抑えることをポイントにデザイン。小林さんは「コンパクトに見せ、座と背もたれに幅を持たせることでゆったり使えるように工夫した。空間で主張しすぎずさりげなく生活を支えるチェア」と話す。LANDとSUNの2種類のダイニングチェアとLAND丸テーブル、LANDダイニングテーブルの2テーブルが完成した。

匠工芸 桑原社長

恒例の桑原社長による手打ち蕎麦。とても美味で、これを楽しみの来場者の方もたくさん。今年はデザイナーの小林さんも蕎麦打ちをお手伝いしたそうです。

近藤さんは座面が290mmの低座チェア「Azul(アスール)」とチェアに合わせた「匠ローテーブル」、テレビボード、サイドボードを発表。若い世代に向けた低座のライフスタイルを提案した。